アール・ブリュット 動く壁画 (応援文化オリンピアード)

共同通信

2万年前。旧石器時代の人々が描いた洞窟壁画は動いていた。真っ暗な洞窟の中、描かれた動物たちの絵は、獣脂の炎(描かれた動物たちを屠って得た炎=動物たちの魂)のゆらめきを得て、蘇り、再び生き生きと動き出したにちがいない。少なくとも洞窟の壁を見上げる人々は、そこにもう一つの現実=動く画を幻視した。そう、人類が最初に生み出した芸術とは、絵ではなく「映画」だったのだ。
時代が変わって19世紀末、映像撮影技術が登場した。この最新技術は、ただリアルに絵が動き出す驚きをもたらしただけでなく、肉眼では捉えられない世界の様相を可視化することに成功し、人間の目を超えて、正確無比に記録し、自由自在に空間と時間を摑まえるキャメラの目の存在を知らしめた。そしてキャメラは、人類が長い間忘れていた最も始源の芸術「映画」への懐かしい回帰をついに可能にしたのだ。このように、動く画は原始的な人類の想像力の中心に存在しつつ、さらに人智を超える力としても存在してきた。
本展は「動く壁画」というテーマから、アール・ブリュットを捉えなおす試みである。4Kキャメラで超高精細に撮影された作品の映像により、新たなアール・ブリュットの作品を巡る視覚体験を生み出すとともに、作品そのものに内在する「動き」を発見することが本展の趣旨である。(文 本展キュレーター:キャメラマン 辻 智彦)
【一般300円、高大生250円、中学生以下無料※障害のある方と付添者1名無料】

【展覧会の見どころ】
・4Kキャメラで撮影された作品映像により、作品そのものに内在する「動き」を発見する
・「美術」と「映像」両分野のスペシャリストによるオープニングトークを開催
・ルーペ(虫眼鏡)を通して作品に迫るワークショップを実施

【ボーダレス・アートミュージアムNO-MA】とは?
滋賀県近江八幡市の歴史ある重要伝統的建造物群保存地区にあり、昭和初期の町家を改築2004年6月に開館した、社会福祉法人グローが運営するミュージアムです。障害のある人の表現活動の紹介にとどまらず、現代アーティストの作品と共に展示し「人の持つ普遍的な表現の力」を感じることができる企画展を開催しています。また、「障害者と健常者」をはじめ様々なボーダー(境界)を超えていく試みを実践し、アール・ブリュットを扱うミュージアムとして国内外から注目されています。

【主催】アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会
※構成団体= ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(社会福祉法人グロー[GLOW]~生きることが光になる~)、滋賀県、滋賀県立近代美術館、近江八幡市、一般社団法人近江八幡観光物産協会、社会福祉法人愛成会、NPO法人はれたりくもったり、滋賀県施設・学校合同企画展実行委員会
【後援】滋賀県教育委員会、近江八幡市教育委員会
【協力】京都市ふしみ学園、就労継続支援B型事業所『BEINGビーイング』

イベント名 アール・ブリュット 動く壁画
主題 (応援文化オリンピアード)
期日 2018年2月3日(土)~3月18日(日)11:00〜17:00※月曜休館(祝祭日の場合は翌日休館)
場所 ボーダレス・アートミュージアムNO-MA滋賀県近江八幡市永原町上16 滋賀県
お問い合わせ ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
0748-36-5018
http://www.no-ma.jp/
カテゴリ 展覧会

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