五輪通訳ボランティア養成 上智大、6言語で講座 

共同通信

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、上智大は20日、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語の6言語で実施する第1回通訳ボランティア養成講座を開いた。大会組織委員会の応援プログラムの一環として21日まで行われ、大学教育の現場からも大会機運の盛り上げを図る。
 講座は組織委と連携協定を結ぶ大学の学生が対象。スポーツ通訳の基礎知識や各言語の通訳技法、共生社会の実現や多様性への取り組みについても理解を深める。上智大は1964年東京大会でも通訳の養成や学生ボランティアを派遣した実績がある。企画した師岡文男(もろおか・ふみお)教授(63)は「基礎教養を学んで人生またとない機会に挑戦してほしい」と呼び掛けた。
 五輪のボランティア経験が豊富な西川千春(にしかわ・ちはる)さん(57)は講演で役割と意義を説明し「国際交流を通して将来を考えるきっかけにしてほしい」と強調した。上智大外国語学部1年でスペイン語を専攻する長岡優斗(ながおか・ゆうと)さん(18)は「人と話すことが大好きで中国語も勉強中。ぜひ参加したい」と話した。
 組織委と都は大会運営や観客の案内などに必要なボランティアを9万人以上と想定しており、来年夏から募集を開始する。