新春特別公開 徳川美術館所蔵「国宝 初音の調度」

徳川美術館に所蔵される国宝「初音の調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、寛永16年(1639)、尾張徳川家二代光友に嫁ぐ折に制作された婚礼調度です。「初音」という名称は、この調度を飾る文様が、『源氏物語』「初音」帖に題材を得ていることに由来します。金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵技術を尽くして制作された豪華な調度は、わが国の漆芸史上、白眉として名高いものです。
 今回は、この国宝「初音の調度」のうち、刀掛、寄り掛かりと、同じく『源氏物語』「胡蝶」の場面を描いた掛硯箱かけすずりばこの三件を展示し、南部家ゆかりの大揃いの婚礼調度も合わせてご紹介いたします。
 新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度。皆様どうぞゆっくりとお楽しみください。

イベント名 新春特別公開 徳川美術館所蔵「国宝 初音の調度」
期日 2022年1月1日~1月30日、9時30分~17時、毎週月曜日休館
場所 九州国立博物館
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
福岡県
料金 一般700円、大学生350円
高校生以下・18歳未満および満70歳以上は無料
主催者名 九州国立博物館・福岡県
お問い合わせ ハローダイヤル
050-5542-8600
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre176.html
カテゴリ beyond2020 展覧会
外国語対応 英語, 中国語, 韓国語
バリアフリー対応 車椅子

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