みんぱくワールドシネマ第54回上映会「ラ・ヨローナ ~彷徨う女~」
国立民族学博物館は2009年よりさまざまなテーマを設定し、研究者による解説つきの映画上映会「みんぱくワールドシネマ」を開催してきました。今年度も「映像から考える〈人類の未来〉」をテーマとし、世界の人びとのさまざまな生活・考え方を描いた映画をとおして、よりよい未来を考えていきます。今回上映するグアテマラ映画「ラ・ヨローナ~彷徨う女~」は、中南米で伝わる怪奇伝説を題材に、グアテマラの暗黒の歴史を浮き彫りにした作品です。現代の人びとが、過去の悲劇から学べる事について考えてみたいと思います。